牡蠣つながり


 夏草の あひねの浜の 蠣貝に 足踏ますな 明かして通れ
「いとしい方よ、夏草の生い茂るあひねの浜に散らばる牡蠣の貝殻を踏んで怪我をなさいませんように、夜が明けてからお行き下さい」


允恭天皇の娘、軽大郎女(かるのおおいらつめ)が木梨軽皇子(きなしのかるのみこ)に宛てて詠んだ歌です。
牡蠣で思い出しました。
ちなみに軽大郎女というのは禁忌の愛に生きて死んだ悲劇の姫君です。
詳しく説明を書くのはメンドクサイので、気になる方は勝手に調べて下さい(笑)